せどり副業のリアル。スクールは詐欺?せどり始めて約1年で感じたあれこれ。

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昨年の夏頃、「せどりスクール」とやらに入会。

なけなしのお金を払った。

そして、4月1日を持って退会したが『鉄板は熱いうちに叩け』ってことで、ブログにしたいと思う。

目次

そもそも「せどり」「物販」とは?

せどりとは?

物販とは?

せどりスクールの料金

せどりスクールのリアル

今思えば、冷静な判断ができていなかったのかもしれない。

移住後、大して貯金もないどころか、収入が不安定にも関わらず、勢いで「せどりスクール」とやらに入った。

もちろん妻とも相談して決めたことで、妻も「やりたいことをやった方がいい」と背中を押してくれた。

しかし、結論を先に言おう。

 

その入会金は仕入れに使った方が、はるかに経験値も得られて結果も出たであろう。

 

そして、胸を張って言おう。

せどりスクールは失敗だった。

と。

せどり以前に「まずは余裕が必要」

そもそも「せどり」の前に、最低3ヶ月分くらいの、生活費の預貯金は持っておくべき。

なぜなら、せどりだなんだ。の前に、心が落ち着かないし、いつも財布と預貯金を気にしながら生活するのは苦しい。

良い商品を見つけたとしても、積極的に手を出せず、安い商品ばかりをかき集めて、は在庫が増えてしまうという、負のスパイラルに陥ってしまう。

 

「お金にお金が集まる」

 

これは現代の「資本主義」の縮図らしい。

当然、余裕があるだけ学びに使え、余裕があるだけ「失敗」ができる。

 

現在は防戦一方の展開で、ジリ貧で死に向かっている。

100万の在庫

現在、50万で300個を出品し、やっとこさ12〜13万ほどの売上になり、送料や手数料、原価を差し引くと7万円前後の利益がでている(2026年7月現在)

ようやくカードの支払いに追われることがなくなり、せどり資金をせどりの売り上げでペイできるようになり、出た利益をさらに在庫にする、「複利」のような体制に入ったところだが、ここでようやく1年。

 

50万の在庫で7万前後の利益が出せるのであれば、単純に100万の在庫があれば、14万前後の利益がでることになる。

月に14万前後の利益を出せるなら、それは「副業」としては悪くないと思うが、先行投資としては高額だし、売れ残る事もある。

 

そんな状況にも関わらず、入会金で100万払ってしまったら、それは返ってこない。

自分のお金として使えば、「50万円でやめる」「全部損切りする」

という、選択肢があるのだが、スクールに払ってしまえば、その選択肢はなくなってしまう。

 

「覚悟を決めましょう」「今決めてしまいましょう」

そんな口車に乗せられてしまうのは、生活環境や精神面に「余裕」がなく、冷静な判断ができていなかったからかもしれない。

 

せどりスクールそのものを否定する気は毛頭ないのだけど、もしこのブログを見て、せどりスクールの入会を検討しているのであれば、一度立ち止まって欲しい。

その「甘い言葉」は、本当にあなたの為を思っているのだろうか。

まずは自分で

 「学ぶためにお金を払う」

これに関しては、決して間違ってはいなかったと思う。

が、その前に。

 

自分なりにやってみれば良かった

 

自分なりに試して研究して、自分の生活スタイルや適性に合っているか確認をする。

最終的には「経験値」の差が出るから、長く続けるほど経験値・ノウハウは貯まることになるが、その「経験値・ノウハウ」は、お金で買えたとしても、「身につくかどうか」は、全く別問題だ。

いくら、ノウハウを学んでも、それが自分の性格や思考に沿っているかは全く別問題で、、身につくかどうかも別問題。

何より、自分で痛みを伴わない限り、本当の意味で「身についた」とは言い難い。

 

100万円払って、ゴールの近道を教わったとしても、その道を自分が通れるかどうかは別問題。

だって、その道自体がなだらかではないのだから。

道具を一式用意してもらって、その人の書いた地図をもらったとしても、歩くのは自分。

そして、その道具を使いこなせるかどうかも自分次第だし、ゴールへの地図は「人それぞれ」だとするなら、最初から自分好みの道具で、自分の進みたい道に進んだ方が、同じ失敗でも、身につく経験値が違うのだろう。

 

「まずは小さくでも始めてみる」

これが新しい行動やチャレンジをする上での、鉄則と言える。

 

最初から結果なんて出やしない。

YouTubeのせどり動画では「3ヶ月で利益50万!!」なんて謳っているが、それは最初から資金力があるか、元々かじっていた人のことだと思う。

都合の良い数字や、耳障りの良い言葉に騙されてはいけない。

 

まずは自分でやってみよう。

せどりで生活している人は実際にいる

スクールに入ってみると、結構な数の「カモ」がいる。(自分も含め)

中には「コミュニティ依存者」とでも言うのだろうか、期間が終わっても、毎月2万円近い月謝を払って継続している人もいるようだが、自分には理解できない。

相当余裕がある人なのかもしれないが、そんなに余裕があるのならば、せどりをやる必要はないと思うのは自分だけだろうか。

しかし、実際にせどりだけで生活している人は何人かいた。

 

月末になると「今月は150万でした」「50万でした」

のような報告会が始まる。

自分のような数万円レベルから、三桁まで幅広かったが、数万円稼ぐくらいなら、実現性は低くないらしい。

 

とはいえ、「せどりで月30万!」のようなフレーズは一部の人で、会員の中のほとんどの人は数万から10万前後がほとんど。

「それだけで生活」をしている人は、講師と呼ばれる一部の人で、講師と呼ばれる人すら「副業」としていたから、せどりがどういう性質のものかは、ある程度汲み取れたような気がする。

まとめ

「せどりスクール」の運営者・代表者の人は悪い人ではなかったと感じている。

「スクール」というビジネスをしているだけで、運営者は、実際に知識も経験も豊富で、アドバイスをもらったり、ノウハウを惜しみなく出しているように感じた。

 

しかし、繰り返しになるが、「100万の価値はなかった」

これは結論づけてしまいたい。

 

とはいえ、現在もせどりを続けている。

せどりが好きというより、自分の好きなものを集めて、自分なりのネットショップを作っている感じだ。

 

ネットや実店舗で、「これは価値がありそうだな」と思ったら検索をする。

そして、写真を撮って、値段をつけて、世の中に問いかけてみる。

需要があれば買ってくれるし、無ければ「いいね」の一つもつけてくれない。

このやりとりが、意外と面白い。

 

「せどり」というと、どこか軽率というのか、ハイエナのようなイメージがるが、「バイヤー」と言えば、多少なり聞こえはいい。

だから「バイヤー」という心持ちで、今後も楽しみながら継続したいと思う。

 

せどりだろうが、ブログだろうが、なんだろうが、最後は「継続力」になってくる。

過去の自分の行動を振り返れば、冷めやすく、飽きやすく、結果が出なけば、すぐ退散。

この結果が今の自分だと思えば、「納得」の一言。

 

昔から続けていること、好きなことがあるなら、それは「特技」と言える。

漫画を読むのが好き、音楽が好き、ゲームが好き。

などなど、その「好き」が、お金に替えられる時代なのは確か。

 

だけど、多くを望んではいけない。

結果的に多くなってくれればいいが、その「好き」を「お金」に飲み込まれてはいけない。

「好き」という感情を最優先に、アンパンマンのように「少しだけ」お金にくれてやる。

 

せどりを始めるなら、まずはそのくらいのスタンスでいいのではないだろうか。

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